コラムの最近のブログ記事

雪の降った朝

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雪が降った夜が明けると,幻想的な朝日が昇ることがあります。
何もない我が家ですが,冬の楽しみのひとつです。
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ふわふわの雪がしっかりと積りました。
さあ,除雪しなくては。
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9月に入って,鹿追でも記録的な雨がつづいた。
音を立てるような雨がつづき......
あれ,トイレが流れにくい...え〜洗面所も風呂も排水管がボコボコいい出した。
なんと....水浸しの浄化槽が機能できてないのだ。
裏の森には水がたまり,それがあふれてどくどくと家の前を流れ出した。
雨がやんでも出てくる出てくる。
地下の水脈が森の中であふれ出したのだ。
ここのところ,2〜3日晴れてくれたのに,突然の泉は吹き出す吹き出す.....。
ひぇ〜って,すっかりまいってると,なかのの爺ちゃんがやってきて「いや〜!これはいいなあ。なんもせんで清水がわいたか。もっけたなあ〜。川ができて景色いくなったなぁ〜」
なるほど.....。
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うし子も水,飲んでるし.....。DSC_0005.jpg


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数年前に息子と作ったバードハウスに,シジュウカラが住みつきました。

ヒナに餌を運んでいるようです。

ガイドブックにのっていた,シジュウカラ用の入口穴径寸にしたのですが,自分たちで使いよいように広げてしまったようです。



「サイロ」一周半

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昨年2月にこの児童詩の表紙絵を引き継ぐことになって,一年半がたちました。
こんな絵でも,毎月毎月仕上げていくのはそれほど楽ではありません。
でも,十勝の子どもたちのところに届けられるのだから,手を抜くわけにはいきません。 

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ご無沙汰のブログです。
本当にバタバタ忙しく....コラッ!いい訳するなよって?
はい。
さて,
昨日今日と,ここ数年間,毎年わたしを訪ねてきて下さる,ある客人をご案内しながら久々にゆっくりとした2日間を過ごすことが出来た。 
その方,Sさんはあるベンチャー会社の社長さん。 
私よりひと回り年上で,自動車,自動車部品のリサイクルから環境の未来を考えることを実現しようと事業に取り組み、早稲田大学の研究グループと共同研究したり,たくさんのノウハウを蓄積された方。
日本内外にたくさんの支社をつくり,同業会社もいくつも指導し育てられ,現在複数ある業界団体の会長をいくつも務めていらっしゃる大人物。 
震災では自分たちの業界が今こそ動かなくてはと,自社の被害を受けた支店の片付けもそこそこに,被災地に入り,泥に埋まり,瓦礫とかした何千台もの車両をボランティアで片付ける陣頭指揮もなさっていた。 
そんな方が何ゆえ私ごとき三文絵描きを訪ねてきて下さるのかとも思う。 
しかし,毎回札幌での会合や,講演をされた後に,お忙しい中,わざわざ遠路帯広まできて下さるのである。 
そもそもの出会いは,なん年か前。 
偶然たった一枚手にされた,わたしの中札内美術村の作品絵はがきがむしょうに心にひっかかったことがきっかけだそう。 
そして持ち前の行動力で,思い立つままいきあたりばったり帯広まで来られたのだとか。 何の情報も確信もないまま,駅前バス乗り場で,この絵を描いている人を知らないかと尋ね,1時間以上田舎道をバスに揺られ鹿追までやってこられたのだ。
でも何より,いざ会うことのできた画家がどうにもならない私なのだから,さぞがっかりされたに違いない。
しかし,その後も,こんな私を毎年1〜2回訪ねてきてさるのだから感無量。
そしてまた今回もご多忙の合間をぬうようにお訪ね下さった。
私はというと,身の程知らずに「北海道ホテル」の高級室にご一緒させてもらい,贅沢な食事や,温泉で久々にゆっくりさせてもらった。 
写真は,今朝ご案内した帯広八千代牧場遊歩道からの一枚。
「いや〜空気がおいしくて,広々して命の洗濯ですよ〜」などと言って下さるが,なにか入ってきたメールで新聞記事らしきものをチェックされているご様子。 
何ですかと見せてもらったら,今朝のある新聞一面トップに,経済産業省のお偉いさんとの写真と記事がでかく出たから知人が送ってきたのだとか。 
「ひゃ〜なんかすごいですねえ」って感心していたら,「今度ね,『賢者』とかなんとかいうテレビにゲストで出るので,よかったら見て下さいよ」て。
け・ん・じゃ.......
そんな方が愚者の標本の私にわざわざ会いにきて下さる....。
なんか,「釣りバカ日誌」のすーさんと浜ちゃんコンビみたいかも...

ツリーハウス

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先日,埼玉からのお客様と,鹿追町内のツリーハウスに泊まった。
一泊だけだったけれど,あれこれ迷った中,宿泊場所をここに決めたのは,大正解だった。
本業が牧場経営とはいえ,このお宿(?)の鼻っから商売気のないご夫婦の人柄はとっても良く,とりわけ底抜けに明るい奥様の笑顔は☆☆☆☆☆。
夕食の石釜ピザは本当においしかったし,翌朝のパンはもちろんのこと,蜂蜜,ヨーグルトにジャム,ソーセージとどれもこれも全部自家製。
産みたて赤鶏の目玉焼きも,摘みたての野菜やハーブも新鮮そのもので旨かった〜。
三部さん,どうもありがとう。


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なかの爺ちゃんが,今年もせっせと畑づくり。

息子さんの機械でやればすぐなのに,えっちらおっちら土をおこす。

タンポポの咲く頃に,種をまく。

機械でやればすぐなのに,腰を屈めて種をまく。

朝のはよから草もとる。

薬を撒けばすぐなのに,手間ひまかけて草をとる。

だから爺ちゃんの畑の野菜は何でもうまい

キャベツなんて天下一。

 

うし子

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この犬。
名前は「うし子」。

どこの飼い犬というわけでもなく,近所の馬小屋のわらのねどこで夜を過ごす。
何かの事故で,片目を失う大けがをした時,誰もがもう駄目かと思うほどにひどかったけれど,おむかいのSさんが獣医で手術を受けさせてくれた。
それでも,口からの出血がひどく,上手に水すら飲めなかった頃は,私も水をつけた手を口に入れ看病した。

そんな、近所の人たち,皆にかわいがられる「うし子」が今日も来る。
雨の日も,吹雪の日も,かならず毎日やってくる。
窓の外で,がまん強く,冷える日は体を震わせながらおすわりをして。
今日はおいしいものをいただけるかなとね。





天衣無縫

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天衣無縫

古本屋をのぞいていて,偶然目にとまった一冊。
武田鉄矢さんの母さんの天衣無縫な子育て論?
終戦後,庶民の暮らしが貧しい時代,煙草や稼業の傍ら,ズボン縫いの内職や,汲取をしながら5人の子どもを育て上げた,昭和の母親の逞しくも美しい言葉のかずかずが,こころの奥にまで響いてきた。
その,本の一部....

あしたがどうしようもないでも笑顔でおれ,ちて

へこたれてグズグズしよったら,やっていけんもんね

きょうだいが多いでしょ。みんな,ヨーイドンで食べなきゃ

言い聞かせる言ったって,そんなヒマないんじゃもん。たたくヒマもないんじゃもん

やかましゅう言うたとて,しかたないしですね。頭からガンガン言うて怒ったら,なお悪くなるんですよ。ぼちぼちと言わにゃですね。ま,聞いてくれるかどうかわからんですよ,上の空で聴きよりますくさ,そらァ(笑)

ビンボウに落ち込んだとき,思いよったってどうしようもないから,楽しみ,みんなで見つけよりましたと

子どもたちは,それこそ産み落したきりで,ほんなごと,ほったらかしったら,ほったらかしでしょうが。そうせれこうせれ言うたこともないし。だけど,「かあちゃんだけは楽させてやらにゃいかんばい」て,みな話しよった

何がなかろうと,なくなったら強い。...みんな持っていったら広々なって良かった,ぐらいの調子じゃもん。りんご箱でご飯食べたような気がする。すっきりしたよ,あの時は(笑)

なんでこれでやめるか,思うとったですもん。借金作ってでも,前へ進んでみろというハラなんですよ

親がしゃにむに学校へ行かせにゃならんと思わんで,「すきな道にはいればいい」言い続けよったら,うちはあっちのほうでがんばろうというふうに,そりゃ,なるかもしれません。
自分にいいほうに向けていけば,それでいいんじゃから。

幸せというのは,やっぱ追っかけていかにゃ

あるだけの涙,みんなで流さにゃいかんと思とりましたけん

やっぱ,人間は夢をいっちょ持っとらにゃいかんのですよ。

悪いことしたときゃ怒る,いいことしたときにゃ,ああよかったねえちゅうて

頭ぽっと下げれ,頭下げたって税金かからん

............

脱帽

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しばらくぶりのブログです。

ということですが....あれ,ちょっと今までと記事の内容が違うって?
はい,どうも,これまでのブログ,自分の中でなかなか続きにくくって。
ウェブギャラリーの延長線を意識しすぎて,軟弱な自分があえて無理して硬いコラムづくりしていたところがありました。
いっそのこと,ここからもう少し自分を出したお気楽ブログに切り替えてみようということで.....。

いきなり絵と何の関係もない,息子のサッカーノート。
息子は小学5年生。
わが町鹿追には少年サッカーチームがないので,隣町の清水町のチームにお世話になっている。
これが,完全にはまってしまったみたい。
今の子供は,CS放送なんかで世界のサッカーが見られて,自分のガキの頃からしたら何とも羨ましい。
おまけに,録画を自由に止めたり,スロー再生したりして食入るようにながめている。
そんな息子のサッカーも毎回毎回壁にぶつかっているみたい。

闇雲に,縦にドリブルしたがる息子に,「こら!もっと周りをよく見て,一度横に預けろ!!」。
下手なくせに前にいくことしか考えない息子にコーチも相当おかんむり。
その通り...でもな,息子よ,前の壁に向かって強引に飛び込んでいく強い気持ちは絶対に失うな!
失敗してもいい。
叱られて先発外されても落ち込むな。
跳ね返せ!
度も何度もチャレンジしろ。
大好きなサッカーなら。